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KDDI・テラドローン・セコム、4G LTE・人物検知対応のスマートドローンによるスタジアム広域警備の実証に成功
投稿日 2018年12月19日 00:23:18 (ニュース)
- KDDI
「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」における、警備業務に対応した運航管理機能の研究開発を推進。ドローンのLTE通信モジュールと運航管理システムを提供し、4G LTE通信ネットワークを活用した遠隔での自律飛行を実施。 - テラドローン
警備用無人航空機の運航管理機能の開発の実施主体。複数機体の計画的運航の作成・管理、突発的運航の対応、空域の管理、情報提供機能との接続、機体および搭載機器の制御を行う運航管理システムの開発と提供。 - セコム
警備観点からの運航管理機能の要件定義。実証実験シナリオの構築。 -
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KDDI株式会社、テラドローン株式会社、セコム株式会社は、埼玉スタジアム2002の協力のもと、モバイル通信ネットワーク (4G LTE) および人物検知機能に対応したスマートドローン(※)による、スタジアムでの広域警備の実証に成功した。
同実証実験では、高高度で広域監視する俯瞰ドローンが、AIを活用した人物検知機能によりリアルタイムに不審者を自動検知し、その位置情報を特定する。さらに、地図と連動した運航管理の指示により、低高度で巡回監視する巡回ドローンが不審者のもとへ自動で急行し、監視センターに警告を通知。今回、リアルタイムの不審者検知を実現するため、それぞれのドローンにAIを搭載し処理を行っているという。
同実証実験の実施にあたり、KDDIとテラドローンは飛行エリア周辺の3次元地図情報、天気・風況情報、上空電波情報を運航管理システム上で確認できる新たな運航管理システムを開発した。これらの情報を用いた飛行の予約・承認機能によって、遠隔からでも事前に遠隔監視システム上で飛行予定エリアの安全性を確認し、飛行可否を判断することが可能になったという。
地図データは株式会社ゼンリン、天気・風況データは株式会社ウェザーニューズ提供の情報を活用している。
各社の役割は以下の通り。
同実証実験は、NEDOの「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト(DRESSプロジェクト)」における、「警備業務に対応した運航管理機能の研究開発」の一環として実施された。
※KDDIの通信ネットワークを利用することで、より長距離で安全な運用を可能としたドローンのこと。
【関連リンク】
・スマートドローン
Source: IoTニュース
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