-
エアロセンス、産業用ドローンAEROBO「AS-MC03」を開発
投稿日 2018年4月24日 16:19:52 (ニュース)
- 搬送波測位に対応したレシーバーと高感度アンテナの導入:
AEROBO Markerで培った測位技術でドローンの位置情報を数cm精度で計測可能とし、アンテナを大型化し受信感度も向上。この技術を応用したアプリケーションを順次リリース予定。 - 準天頂衛星「みちびき」対応:
準天頂衛星に対応したことにより、国内における衛星捕捉の信頼性が向上。測位アンテナをより大型化することで、飛行安全性と精度が向上。 - デザインと機能性を兼ね備えたボディー形状:
空力特性改善のために流体解析を行い、基本性能を上げ、かつ、防滴・防塵性を向上し、小型化を実現。 - センサーの多重化:
複数の慣性・地磁気センサーを搭載し、信頼性を向上。さらに、地磁気の補正を新アルゴリズムで高速化。 - 自動離着陸:
下方センサを追加し、難しい離着陸も自動で行うことにより、操作ミスを低減。 - ペイロードの拡張性:
高性能CPUとUSBや各種シリアルインターフェースにより様々なセンサー等のペイロードに対応が可能。 - 点検用のデュアルカメラ撮影サポート:
可視光と遠赤外線などの異なるカメラを同時に制御し点検への最適なデータを取得。 - 新接着技術:
CFRP(カーボン繊維複合樹脂)とアルミの新接着技術により連結部の強度を向上。 - 新グラウンドステーション:
地上局操作ソフトとして、親しみやすいWindows版、より信頼性を重視したLinux版の2種類を用意。測量や点検に最適な飛行経路を自動生成し、撮影間隔もカメラと飛行経路に合わせて自動設定。点検向けの3次元フライトプランも簡単に生成可能。 - 小型専用ケース:
軽自動車でも持ち運び可能な専用ケース付属。 -
DJI、4月16日に新製品発表!!ティザーサイトが登場
-
ソニー、LiDARデプスセンサーを商品化。 高い測距性能と世界最小・最軽量の筐体を両立した ロボットやドローンへの搭載が可能
-
レッドクリフ、大阪・関西万博でドローンショー。2つのギネス世界記録にも挑戦
-
複合現実(MR)技術を使用した新たなドローンナビゲーション[小林啓倫のドローン最前線] Vol.88
-
佐川急便ら4者、東京都青梅市でドローン物流の実証実験。1人の運航者が2機同時飛行に成功
-
DIG SHIBUYA DG DRONE SHOW、「日本最大のドローンショー」として日本記録認定。渋谷上空で初開催、2,200機飛行
-
DJI FlyCart 30でレベル3.5離島物流における社会実装実験を実施。既存施設を活用、約9kmを輸送
-
「点検・測量ドローン実演セミナー in 鹿児島県 曽於市」4月25日開催
-
ウェザーニューズ、災害時に有用なドローン・ヘリ向け新運航安全管理システム開発へ。JAXA等と「K Program」に参画
-
Triple Bottom Line、AIとの共創による次世代鉄道点検ドローンのビジョンコンセプトを公開。大阪万博で展示
-
デジタルハリウッド、「Drone Movie Contest 2025」を開催。10回目の特別企画「縦ショート動画部門」新設
-
WINGGATEとクリアパルス、ドローン地上局「AtlasULTRA」リリース。ドローンポート制御や複数機同時操縦を1台で
-
日本航空、CFMのLEAP-1Bエンジンを搭載した「737 MAX」17機を追加発注。発注機数は38機に
-
「DJI産業・物流・農業ドローン活用導入セミナーin島根」4月24日開催
-
「DJI Dock 3 & DJI FlyCart 30体験セミナー in北海道上磯郡」4月14日開催
-
長崎サッシ工業と長崎大学、自動洗浄ロボットを共同開発・特許出願
-
SUSAと静岡県、災害時ドローン協定を締結。被災状況調査や孤立集落への物資輸送、防災体制を強化
-
日本初のドローンショーコンテスト「Japan Drone Show Creativity Awards 2024」結果発表
-
[4/15開催] 楽天ドローン主催のDJI最新産業機紹介ウェビナー。Matrice 4シリーズ/Dock 3など解説
-
日本化薬が開発するドローンパラシュートがArduPilot連携。安全性が向上、自動・手動展開に対応
-
Saildroneの水上ドローン、GPS妨害を克服。米海軍が配備、中東での運用を拡大
-
Trevor Motorcyclesの進化した電動バイク「DTRe Vinc」、航続距離は100km近くまで延伸
-
NEC、光通信衛星コンステレーション開発を加速。強靭かつ安全な通信インフラ構築へ
-
Acerの電動自転車「Predator eNomad-R」、750Wモーターでのパワフルな走り。ブースト機能で加速も自由自在
-
空飛ぶクルマ専用 「大阪港バーティポート」が完成。万博ではデモフライトの離発着地に
-
【4/24開催】最新産業機 DJI Dock 3遠隔フライト体験セミナー
-
ATR、飛行中のドローンに無線で電力を供給する新技術を開発
-
Sky Canoeの貨物ドローン「Nimkii 42-S」、353kmの長距離飛行を実現。極寒の地でも飛び続ける
-
Rattanの電動自転車「Quercus」、油圧サスペンションと極太タイヤで街乗りもオフロードも快適。航続距離は最長241km
-
2035年、名古屋が「最先端モビリティ都市」へ。空飛ぶクルマとドローンが名古屋駅に集結
エアロセンス株式会社は、2016年3月より量産モデルとして提供してきた産業用ドローンAEROBO「AS-MC02-P」の後継機にあたる「AS-MC03」を開発し、2018年5月より販売を開始する。価格は1,728,000円(本体 1,600,000円+消費税 128,000円)だ。
※バッテリー3つと機体一式収納ケースを含む。操作端末PCは別。
ドローンの頭脳にあたる自社製フライトコントローラーを改良し、国内工場での生産・保守体制を構築することで、ユーザーに安心を提供する。また、これまで2年間にわたる数百件以上のドローン測量・点検の実現場で培った業務経験から、改良を重ね、さらに安全・簡便・迅速・高精度な測量・点検を実現したという。
土木・建設業界での担い手不足が大きな課題となる中で、国土交通省が推進している建設現場におけるICT施工化(i-Construction)件数は、2016年度開始以来、年々増加し、橋やトンネル、ダムなどの公共工事の現場で、測量にドローン等が投入され、施工、検査に至る建設プロセス全体の3次元データ化が進んでいる。
エアロセンスは、そのような時代・現場のニーズに応じて、AEROBO Marker(エアロボマーカー:GNSSセンサ内蔵対空標識)ならびにAEROBO Cloud(エアロボクラウド:ウェブブラウザ上の産業用ドローン向け画像処理サービス)を2017年度導入し、現場での測量工数とデータ後処理工数を従来比で50%以上削減している。
さらに、この度、以下の主な特徴と機能を有する「AS-MC03」を市場投入し、さらなる安全・簡便・迅速・高精度なドローンオペレーションを支援するとした。
主な特徴・機能は以下の通りだ。
【関連リンク】
・エアロセンス(Aerosense)
Source: IoTニュース
最新情報