-
DJIとMicrosoftが提携、ドローンでWindows向けSDK、「Azure IoT Edge」を提供
投稿日 2018年5月9日 15:42:30 (ニュース)
-
DJI、4月16日に新製品発表!!ティザーサイトが登場
-
ソニー、LiDARデプスセンサーを商品化。 高い測距性能と世界最小・最軽量の筐体を両立した ロボットやドローンへの搭載が可能
-
レッドクリフ、大阪・関西万博でドローンショー。2つのギネス世界記録にも挑戦
-
複合現実(MR)技術を使用した新たなドローンナビゲーション[小林啓倫のドローン最前線] Vol.88
-
佐川急便ら4者、東京都青梅市でドローン物流の実証実験。1人の運航者が2機同時飛行に成功
-
DIG SHIBUYA DG DRONE SHOW、「日本最大のドローンショー」として日本記録認定。渋谷上空で初開催、2,200機飛行
-
DJI FlyCart 30でレベル3.5離島物流における社会実装実験を実施。既存施設を活用、約9kmを輸送
-
「点検・測量ドローン実演セミナー in 鹿児島県 曽於市」4月25日開催
-
ウェザーニューズ、災害時に有用なドローン・ヘリ向け新運航安全管理システム開発へ。JAXA等と「K Program」に参画
-
Triple Bottom Line、AIとの共創による次世代鉄道点検ドローンのビジョンコンセプトを公開。大阪万博で展示
-
デジタルハリウッド、「Drone Movie Contest 2025」を開催。10回目の特別企画「縦ショート動画部門」新設
-
WINGGATEとクリアパルス、ドローン地上局「AtlasULTRA」リリース。ドローンポート制御や複数機同時操縦を1台で
-
日本航空、CFMのLEAP-1Bエンジンを搭載した「737 MAX」17機を追加発注。発注機数は38機に
-
「DJI産業・物流・農業ドローン活用導入セミナーin島根」4月24日開催
-
「DJI Dock 3 & DJI FlyCart 30体験セミナー in北海道上磯郡」4月14日開催
-
長崎サッシ工業と長崎大学、自動洗浄ロボットを共同開発・特許出願
-
SUSAと静岡県、災害時ドローン協定を締結。被災状況調査や孤立集落への物資輸送、防災体制を強化
-
日本初のドローンショーコンテスト「Japan Drone Show Creativity Awards 2024」結果発表
-
[4/15開催] 楽天ドローン主催のDJI最新産業機紹介ウェビナー。Matrice 4シリーズ/Dock 3など解説
-
日本化薬が開発するドローンパラシュートがArduPilot連携。安全性が向上、自動・手動展開に対応
-
Saildroneの水上ドローン、GPS妨害を克服。米海軍が配備、中東での運用を拡大
-
Trevor Motorcyclesの進化した電動バイク「DTRe Vinc」、航続距離は100km近くまで延伸
-
NEC、光通信衛星コンステレーション開発を加速。強靭かつ安全な通信インフラ構築へ
-
Acerの電動自転車「Predator eNomad-R」、750Wモーターでのパワフルな走り。ブースト機能で加速も自由自在
-
空飛ぶクルマ専用 「大阪港バーティポート」が完成。万博ではデモフライトの離発着地に
-
【4/24開催】最新産業機 DJI Dock 3遠隔フライト体験セミナー
-
ATR、飛行中のドローンに無線で電力を供給する新技術を開発
-
Sky Canoeの貨物ドローン「Nimkii 42-S」、353kmの長距離飛行を実現。極寒の地でも飛び続ける
-
Rattanの電動自転車「Quercus」、油圧サスペンションと極太タイヤで街乗りもオフロードも快適。航続距離は最長241km
-
2035年、名古屋が「最先端モビリティ都市」へ。空飛ぶクルマとドローンが名古屋駅に集結
DJIは、MicrosoftとAIおよびマシンラーニングにおける先進的な技術をDJIのドローンに活用する戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。
同パートナーシップにより、産業用ドローンとエッジクラウドコンピューティングのテクノロジーをビジネスに活用していく。
具体的には、同パートナーシップを受け、DJIはソフトウェア開発キット(SDK)をWindows向けにリリース。Windows 10 PC向けのアプリを使用することで、DJIのドローンは、さまざまな産業向けに、飛行管理やリアルタイムデータ伝送機能の搭載などのカスタマイズや制御が可能になる。
また、DJIは、MicrosoftのクラウドサービスであるMicrosoft Azureを導入。AzureのAI技術とマシンラーニング性能を活用することで、膨大な数の空撮写真や動画データを実用的なインサイトへと変換し、世界中のさまざまなビジネスに提供する。
DJIの新しいWindows向けSDKで、開発者は、Windowsのネイティブアプリを構築することが可能。自律飛行やリアルタイムのデータ配信を含めたDJIドローンの遠隔操作が実現するという。
Windowsの開発者コミュニティーは、SDKを使い、マルチスペクトルセンサーやカスタムアクチュエーターのようなロボット構成部品などのサードパーティ製のペイロードの統合と管理を行えるようになるため、企業によるドローン活用方法が増えると期待される。
Windows向けSDKに加えて、MicrosoftとDJIは、農業、建設、公共安全といった主要分野でAzure IoT EdgeとAIを活用したドローンソリューションの開発においても連携する。
Windowsの開発者は、Azureの大規模なクラウドとDJIのドローン、そして、クラウドに長けたAIソリューションを構築するためのIoTツールセットを使用し、現場でリアルタイムにドローンに展開することができるようになる。
DJIとMicrosoftは、MicrosoftのFarmBeatsソリューションを使用し、精密農業の先進技術において既に協力している。
FarmBeatsでは、Azure IoT Edge上で稼働するAIモデルを使用する空中センサーと地上センサー双方からのデータを集積し、分析する。
DJIのドローンと使用することで、FarmBeatsは、高度なセンサー性能を最大限活用し、熱や光、蒸気を感知できるため、可視化したデータを農作物や土壌、家畜の栽培、飼育に活用できる。
Microsoft FarmBeatsは、DJIの「GS Pro(GroundStation)」とマッピングアルゴリズムを統合し、Azure IoT Edgeにリアルタイムなヒートマップを作成する。
ヒートマップは、種の発芽に土壌の状態が最適になったかどうかを表示し、農業従事者の植栽戦略をサポートするなど、さまざまな方法に役立てることができる。
DJIの Windows向けSDKのベータプレビューは、Microsoft Buildカンファレンスに参加中の開発者を対象にすでに提供。それ以外の開発者へは、2018年の秋頃の提供を予定している。
【関連リンク】
・ディー・ジェイ・アイ(DJI/大疆创新科技)
・マイクロソフト(Microsoft)
Source: IoTニュース
最新情報